サラ・イイネスについての考察
やっぱおもろいのぅ。(2001-07-30)
「豆ゴハン」読み返してみたけど面白い。
というかモーニング増刊は結局第8話しか読めてない…しくしく。
単行本もなさそうという話でがっくし。
古本屋で増刊号というのはイバラの道っぽいなぁ。
そんな訳でこんなページ発見。→
古い話ですが、私がこのページを作り始めた時、
「(ありそうもないことだが)サラ・イイネスさんもネットワーカーでこのページ見てたらどう感じるかな」とか思いながら書いていたのを覚えています。
つまりその頃(1996年頃かな?)はこんなに誰も彼もインターネット接続するとは思ってなかったんですね。
今は掲示版に現れる時代ですか〜。
単行本リスト
なんだかファンになってしまったようなので、とりあえず単行本を集めてみました。
(Japanese Comic Book Search (コミックリスト検索)
による検索結果)
題名 :
作者 :イイネス
発売日:*年 *月 *日
1993年 3月 23日 水玉生活 [サラ・イイネス]530 〈講談社〉
1993年 4月 23日 大阪豆ゴハン 1 [サライイネス] 530 〈講談社〉
1993年 10月 23日 大阪豆ゴハン 2 [サライイネス] 530 〈講談社〉
1994年 5月 23日 大阪豆ゴハン 3 [サライイネス]530 〈講談社〉
1994年 11月 22日 大阪豆ゴハン 4 [サライイネス]530 〈講談社〉
1995年 6月 23日 大阪豆ゴハン 5 [サライイネス] 530 〈講談社〉
1995年 12月 18日 大阪豆ゴハン 6 [サライイネス] 530 〈講談社〉
1996年 7月 23日 大阪豆ゴハン 7 [サラ・イイネス] 530 〈講談社〉
1997年 1月 23日 大阪豆ゴハン 8 [サラ・イイネス] 530 〈講談社〉
1997年 8月 22日 大阪豆ゴハン 9 [サラ・イイネス] 514 〈講談社〉
1998年 4月 23日 大阪豆ゴハン 10 [サライイネス] 514 〈講談社〉
1998年 8月 21日 大阪豆ゴハン 11 [サラ・イイネス] 514 〈講談社〉
1998年 9月 22日 大阪豆ゴハン 12 [サラ・イイネス] 514 〈講談社〉
というわけで単行本はこれで全てのつもりなんですが、ラリー誌に
投稿してた時代があった…とかいうのはホントなのかなぁ?
#と思ったら fj.rec.comics によると、「連載」らしい…「投稿」なんて失礼っすね
サラ・イイネスは男か女か?
- 名前からして女っしょ(バイク乗りっぽいけど(けどって何だよ^^;) )
- 水玉生活5話 "女ばかりで親戚4人墓まいりへ"
→ 4人のどれが作者なんだろう…。右から2番目の
GジャンGパンがそうなんじゃないかと私は思うんですが。
- 「豆ゴハン」において、語り手の視点とか、話のリアリティ
から考えるに、「美奈子=作者」説が有力か?
- 水玉生活9話 の語り手って作者かな〜、むちゃ美人 *^_^*
- 水玉生活P.88 「ミーハー女のワタシ」
「大阪豆ゴハン」はノンフィクションか?
…かなりyesなんではないかと私は感じています。
理由 : 「水玉生活」との接点が多いから。
- (水玉1話)「浪費家の嫁と離婚した演芸マニアの美青年」
→いきなり大清水さんのモデル
- (水玉1話)野球狂のアパレル会社社長
アパレル会社→美奈子の仕事の得意先
野球狂→菜奈子の勤務先の社長
- (水玉2話)「クソ寒い中、興味もないのに彼氏にスポーツ観戦に
連れ出されて、考えてしまう女の子」
→湯葉サンと加奈子のモデル?
- (水玉6話)湯葉・安村一家のほぼ完全形登場
(母親死んでるけど ^^; それ以外はほぼ同じ)
(あと違うのは松林のバイクが FZR か TZR かぐらい ^^;)
別に「水玉生活」がノンフィクションだとは誰も言ってないけど、
「豆ゴハン」よりさらに実話っぽいからなぁ…。
サラ・イイネスはどこに住んでるのか?
- 水玉生活 P.18 "うちの近所にはあの六甲山があります。"
- 豆ゴハン1巻P.16 湯葉サンの通勤路
「家から地下鉄の駅まで徒歩5分
乗って15分
降りて歩いて3分
計23分で中央区の会社についてしまうのである。」
うーん、やっぱり湯葉・安村家=サラ・イイネス家とは違うのかなぁ…。
バイクがリアル。
ま、私がバイク乗りだからこう見えるだけなのかも知れませんが…。
ファッションに詳しい人だと登場人物の来てる服がちゃんとしてるとか、
ラリーストだとあのクルマは…ということなんですかねぇ。
- 水玉生活 P.122
バイクの外観もうまいんだけど、201km/h 出てる ZZR1100 の
タコメーター、スピードメーターの針の角度がソレらしい。
普通こんな所までちゃんと書かないよなぁ、バイクに興味なければ。
- 豆ゴハン1巻 P.115
TZR に乗って出かけるシーンで、ちょっとブリッピング
してみる感じがそれっぽい。右手のひねり具合、排気音等…。
私の好きな話。
- 豆ゴハン4巻 77話「実験と結果」真っ赤な染料…。
「大阪豆ゴハン」連載終了
今週のモーニング(6/25号)に「あと3回」とか書いてあったが…嘘だと言ってくれぇ!
「第12巻(最終巻)は9月に発売予定」…嘘だと言ってくれぇ!
ま、確かに最近休載が多かったりしたけど…。残念だな〜。
次の連載に期待、しますか。
最終回はやっぱり大清水のヤローが美奈子サンとくっついてめでたく終了、なんでしょうか…。
美奈子=作者説を取るなら、祝福すべき事柄でしょうが…今後もよろしくお願いしますっつーか。
知らん間に連載再開してたり?(2000-02-26)
本屋に行けばモーニングの目次ページを見て、まだかとため息をついて早2万年。
ラリーエクスプレスの小さなアレを除いて、もう普通のマンガなんて書く気は
ないのかと半ばあきらめてたんですが、モーニング増刊で書いてると
メールで通報を受けました。
慌てて(入院中なのに抜け出して)見に行ったら、確かに書いてる(!)
良かった良かった。しかも第8話とか。んー、全然気が付かんかった〜。
単行本待ち。
しかし、長い事活動しないので、もしかして本格ストーリー漫画にでも挑戦して
勝手に玉砕してるのかとか心配してたんですが。
前作「大阪豆ゴハン」のキャラクタだけ変えたようなマンガで安心しました ^^;
(キャラクタも大して変わってないかも ^^;)
しかし、何も変わらずあの筆致で平然と同じようなマンガ
(欄外の"WRCの部屋"までそのまま!)を書いてしまうあたり、
作者のオオサカ的エエカゲンさを感じます。
そして連載第8話になるまで気がつかなかった私にも。
前田武志
(メールアドレス本当に変更中)