とりあえずよくある手として、ブレーキホースを ステンレスメッシュホースに変えると、タッチは良くなるはずです。 ついでにもっと高性能のブレーキフルードに入れ換えるとベーパーロックも マシになるかも。
制動力に関しては、 新セロー の異径2ポットキャリパーにすると多分良くなると思いますが、 互換性があるかどうか不明だし(多分大丈夫だろう)、部品代もかかりそうなので 今回はパスすることにしました。
という訳で、ステンレスメッシュホース(EARL'Sの115cm)を買って来ました。
#長すぎた、110cm か 105cm で良かった…;_;
せっかくなので、「本当に剛性は上がるの?」という疑問に答えるべく、
交換前と交換後の剛性を調べて見ることにしました。
ここで言う剛性とは、ブレーキレバーにかける握力とその結果ブレーキレバーが
動く量との関係という意味です。
具体的には、ホース交換前と交換後でそれぞれ、
で、測定した結果がこれです。
横軸がレバーにかけた荷重[kgf]、縦軸がレバー先端の変位[mm]です。
赤が交換前(ノーマルのゴムホース)、緑が交換後(ステンレスメッシュホース)です。
苦労して交換したのに、5kgf まではノーマルよりストロークするので、
「なんだこりゃ」とがっくり来たんですが、5kgf あたりで変位はほぼ頭打ちと
なりました。交換前は 5kgf を過ぎてもずるずるとストロークしていた所です。
つまり、これ以降の荷重に関しては剛性は上がったことになります。
荷重が軽い部分に関して剛性が落ちているのは、以下の原因が考えられます。
ま、測定結果はそれとして、乗ってみた感じはあんまり変わってないんですよね〜。 良くも悪くもなってないっつーか。私が鈍感なだけかも知れないし、エア抜きがまだ 不十分なのかも知れません。両方かも ^^;